ダイエット
つれづれなるつぶやき。
日々、心を動かされたことども。大切であるからこそ語りたい。つまりはそれが愛なんだ。
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2004
12,24
00:45
THE ビッグ・オー
CATEGORY[BOOKs]
記憶喪失の街、パラダイムシティー。40年前のある日を境に、過去の記憶一切を失くした住人たちが住む、虚構と幻想の街。
アニメでおなじみの交渉人ロジャー・スミスとドロシー・ウェインライトらが活躍するノべライズ本。記憶を失くした街という設定から来る、あの不安定な雰囲気は再現されていると思う。でも、キャラクターの描写が、いまいちあのクラシカルなアニメの絵柄と結びつかない気がしないでもなかった。ちょっと違和感がある程度だけれどね。
失くしたはずの過去から、時折顔を覗かせる悪夢。この話ではある意思となって、主人公イアンや彼の幼馴染、モニカやアーサーの運命を巻き込んでゆく。イアンは運命から逃れたつもりでいたのに、未来に希望を持ち始めた10年後になって、それは彼を再び捕らえた。
街の、彼らの、世界の運命は、今彼の手にゆだねられた…。
巨大ロボットものを文章で読むと言うのも珍しい体験だったけど、ぢつはアニメでも戦闘シーンはろくに見ちゃいなかったらしくて、大して苦になりませんでした(爆)。アニメを見飛ばしていたときのイメージを思い浮かべながら読んでいたのかも。
意外にも、あのアニメ製作したのはガンダムのサンライズだったのね。(もしかして常識だった?( ̄▽ ̄;)なるほど~大きなロボットが好きなのもむべなるかな。ちょっとカラーにも相通じるものがあるかも。ガンダムは見てないんだけどね。
そして、アニメへの支持が特にアメリカで強くて、続編が作られたなんて。
あのクラシカルな雰囲気がうけたのだろうか。
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2004
10,20
00:37
殺したのは私 メアリ・H・クラーク
CATEGORY[BOOKs]
全く記憶にない夫殺しの罪で5年半の服役を余儀なくされたモリー。ようやく我が家へ戻った彼女は、高校時代の友、リポーターのフランの手を借り真実を探ろうとするが…。
スピーディな展開、狡猾な犯罪者、ごく間近に示されていながらなかなか主人公たちの手が届かない重要な証拠。背景はお決まりの優雅な上流の生活、主人公は颯爽と活躍するキャリアウーマン。それがいつものクラークのスタイルだったが、これはちょっとだけ今までの話とは違っていた。
主人公の一人は確かにそうだが、実際にモリーの無実を信じて奔走するのは中流の、父を早くに亡くして苦労の末現在の地位を手に入れた女性リポーターのフランだ。この、出自も性格も対照的な二人が双方の視点から物語にふくらみを持たせることで、今までのパターンから脱している。この上流嗜好が少々鼻につくと思ったことが、もしや聞こえたろうか(笑)。
ER等の医学ドラマでおなじみのHMO(健康保険維持機構=民間医療保険のひとつ)の存在や、医療を効率や採算の視点のみから見ることの恐ろしさが描かれているところが興味深かった。日本もこれを導入しようとか言う話があったしね。加入している保険の経営側が、患者の受けられる医療内容を判断するとしたら、果たして本当に必要な医療が受けられるかどうか心配で、病院にかかるのが怖くなってしまう。
そんなこと考えながら読んでいたせいか、真犯人に気づくのはかなり終盤になってからだった。
いつもながら後味は悪くなく、これはいつも通りのクラークのお約束としては最高だ。
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2004
10,09
00:33
Isola―十三番目の人格 貴志 祐介
CATEGORY[BOOKs]
阪神淡路大震災直後の被災地で、ボランティアとして心のケアにあたっていた由香里は、実は強い感情を読み取れるエンパス。彼女が出会った少女・千尋の中に潜んでいたものは…
千尋は常に自分を脅かす外界から自分を守るため、いくつもの人格を持っていた。しかし、その13番目の人格は、全く異質の、『悪魔の人格』だった。その名はISOLA。「雨月物語」に登場する怨霊のように。
その正体を突き止めた由香里は、愛するひとと千尋を守るため、自らの能力を武器に闘いを挑む。
霊体が嫉妬で障害を排除しようとする話は、源氏物語の六条の御息所を思い出す。どちらも聡明な女性で、自分の嫉妬や執着を認め表現することができず、抑圧し続けたためにかえって増大させてしまったのだろうか。
そしてその怪物を作り出したのは、男性の身勝手さ。光源氏にしても、この話の彼にしても、明らかに相手の女性の気持ちを知っていて、気づかないふりを装い利用してきた。魅力的で理知的な男性として描かれてはいるものの。
この作品における女性像。18歳のころから風俗店で働き、心に傷をもつ男性たちを癒してきた、穢れなき処女の女性。ここまで相手を恨み、嫉妬に燃えていながら、最後には相手とともに死ぬことを受け入れる女性。
これはもしや、男性の最大の恐怖であるとともに、憧れなのではあるまいか。
男性から見た都合の良い女性像、理想の女性像、実際につきまとわれたらかなわんけどここまで想われて嫉妬されたら怖くて凄そうな女性像。究極の妄想像?(笑)
それぞれの名前の、漢字そのものが象徴する人格。そうしてやがてたどり着くラスト。
ぞっとするお話でした。いや~~~な感じのつきまとう怖さは、さすが「黒い家」の前作と想えました。
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2004
09,22
00:30
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 J.K.ローリング
CATEGORY[BOOKs]
ハリーは苛立っていた、あんな事件のあとも世界は迫りくる危機を認めず、全く変わっていないから。
ハリーには重要なことは何一つ知らされぬまま、ダーズリー家でもホグワーツでも、忍耐ばかりが求められる。
淡い恋の予感と親友たちとの友情も、自分が正当に認められないという抑圧感と、作為的な報道による世間の目の包囲によって曇らされる。一人、また一人とハリーのそばから去っていく信頼できる仲間たち。そして、「名を呼べないあの人」の魔の手が、ハリーたちに迫る…。今回ハリーは2つの敵と闘わねばならず、自分たちの力と友情を試されることになる。このあたりがなかなかスリリングで楽しめた。O.W.Lで苦しまされる様子も、日本で言えばちょうど高校入試の年頃で、にやりとさせられる。
前作に続き、ハリーにはあまりに悲しい別れが待っている。前作から張り巡らされた伏線が、ようやく意味をもって明らかにされ、ナルホド!と思えるのだけど、やはり後味がよくない。次回作は遅れず早く出てほしいものだ。この状態で長く待つのは厳しいから。
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2004
07,31
00:25
OUT 桐野夏生
CATEGORY[BOOKs]
深夜の弁当工場で過酷な夜勤を続ける雅子、ヨシエ、弥生、そして邦子。それぞれに已むに已まれぬ事情を抱えていた。その彼女たちが陥った陥穽、それが悪夢の始まりだった。
かなり話題を呼んだので、彼女たちが手を染めた犯罪は有名だろう。だけど、評判で聞いていたような話ではなかった。彼女たち自身がそれを商売としたわけではなかったし、まるでアリジゴクに絡めとられるように落ちて行く状況は現実感を持って迫ってくる。
何より、主人公雅子の描写がいい。家庭と職場に長年の歳月を費やしたあげく、その両方から叛かれ裏切られる。そして選んだ仕事が、家族や社会と時間を隔てた夜勤。…それは彼女が自分で、別の扉を開きそこで生きることを選択した意思表示だったのだ。
色々な女たちがいる。美しさゆえ、男に夢を与える対象として大切に慈しみ飼われる女。現実を直視できず、欲望を満たすことだけに貪欲な女。あまりにも無防備に夫にその人生全てを委ね、裏切りに気づいて途方にくれるだけの女。過酷な運命の要求する労働を黙々とこなす女。
出てくる女たち、そして不気味にも存在感のある佐竹、彼らはみな自分の居場所を求めていた。子供たちと生きることのできる場所を。自らの欲望に忠実になれる場所を。自分が必要とされる場所を。…独りきりになれる場所を。
自分と同年代の働く女性が主人公だからだけではなく、皆が心の中に抱えている孤独と闇が、こんなにも彩りを見せているのかもしれない。
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