ダイエット
つれづれなるつぶやき。
日々、心を動かされたことども。大切であるからこそ語りたい。つまりはそれが愛なんだ。
アーカイブ
2006 年 12 月 ( 1 )
2006 年 10 月 ( 1 )
2006 年 05 月 ( 3 )
2006 年 03 月 ( 5 )
2006 年 02 月 ( 1 )
カレンダー
04
2025/05
06
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
カテゴリー
未選択 ( 0 )
マンガ ( 13 )
アニメーション ( 12 )
BOOKs ( 36 )
DVD ( 13 )
ドラマ ( 0 )
GAME ( 2 )
CD ( 1 )
フリーエリア
最新コメント
最新記事
xxxHOLiC 10
(12/05)
ひぐらしのなく頃に
(10/01)
らせん
(05/17)
リング2
(05/17)
Mr.&Mrs.スミス
(05/06)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
misatomint
性別:
非公開
QRコード
RSS
RSS 0.91
RSS 1.0
RSS 2.0
ブログ内検索
リンク
ABSOLUTE:ZERO
見上げた先にある蒼い蒼い空。
バナナガ日記Blog
路地めじろ
まるマ-ルのブログ
零式.
2025
05,19
12:47
[PR]
CATEGORY[]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2004
05,22
00:55
魔性の子 小野不由美
CATEGORY[BOOKs]
教育実習生として、かつてあれほどの孤独を味わった母校に戻った広瀬。クラスで唯一自分と同じ匂いを持った少年・高里に惹かれるが、彼の周りには凄惨な事件が相次ぐ。
ネタバレになるが、これは「風の海迷宮の岸」の、こちら側の物語。1ページ目を読めば、わかってしまうことだけど。
独立したホラー小説としてもよくできているので、こっちを先に読んだ方が純粋に楽しめるかもしれない。
高里自身の感情とはかかわりなく、彼にかかわった者達に訪れる、悲惨な「祟り」。彼をかばおうとする広瀬も、それには逆らえなかった。
近辺にささやかれる、不思議な女性の幽霊談。そして彼の回りで目撃される、不思議な白い「手」の正体は…。
これらの謎は十二国記を読んでいればわかっていることだけど、だからこそ要の救いようのない孤独が胸を刺す。自らの醜さを自覚しながらも、あの最後の言葉を言わずにはいられなかった、広瀬の報われない想いとともに。
発行順でいけば、十二国記の始まりとなる作品で、しかもすでにその世界観は確立されていることに驚かされます。そして異世界ものに感じていた違和感を、ようやく払拭できた気がします。誰もが心に抱える、「故郷へ帰りたい」「ここは自分の居場所ではない」と言う想い。その答えは、誰もが知っている通りの形で示されているので。
あのおどおどしていた泰麒の8年後の姿がこれとは。
シリーズの他の作品を、探さずにはいられません!
PR
コメント[0]
TB[]
2004
05,11
00:52
あなたに会いたくて M.H.クラーク
CATEGORY[BOOKs]
TVリポーターのメグは取材で訪れた病院で、通り魔に刺された女性が運び込まれるのを目撃する。間もなく死亡した彼女は、メグに瓜ふたつだった…。
メグの父は9ヶ月前橋の上で起きた事故の犠牲になったと思われるが、死体は上がっていない。時折見え隠れする、父を思わせる影。父は果たして生きているのか?自分そっくりの身元不明の死者は誰?
体外受精、受精卵の凍結保存、4年の年月をあけて誕生する予定の、一卵性ふたごの兄弟。その取材中胎生学者が殺され、彼女の資格詐称が発覚する。彼女を故意にクリニックへ就職させたのは、メグの父だったのか?最先端の不妊治療で有名なクリニックでは、いったい何が行われていたのか…。そして、真実に近付くメグに、魔の手が迫る。
前作、「ダンスシューズが死を招く」がどちらかと言うと散漫な印象だったのに比べ、これはクラークの本領発揮と言っていいと思う。これだけ最先端の話題や情報を盛り込みながら、それらが実はある一点へと収束してゆき、そしてクライマックスへ。お約束の、ちょっと意外な犯人。一応、候補者が複数考えられ、謎ときもがっかりさせない。
様々に張り巡らされた伏線も、ちゃんとおさまるところへおさまって、切なさは残るが読後感は意外に悪くない。またクラークにはまりそう!
コメント[0]
TB[]
2004
05,05
00:50
天使と悪魔 ダン・ブラウン
CATEGORY[BOOKs]
善と悪、宗教と科学…それはお互い合い入れない対立する二つの力なのだろうか?宗教美術の教授であるラングトンは、ある明けがた5時の電話で眠りを破られ、恐るべき事件の渦中に巻き込まれる。
近頃、かつて読みたい!と思ったことのある本が向こうからやってくる(笑)。これも友人が面白いと言ってたので気になってたら、職場の休憩室にいつのまにか置いてあったので、連休中借りて読破しました。
展開はお約束なのだけど、「反物質」「対消滅」などの最新の科学情報と、宗教美術や宗教と科学の対立の歴史など薀蓄がたくさん盛り込まれていて興味深い。ヴァチカンの慣習やその裏事情などが書き込まれているので、荒唐無稽さをさほど感じさせずに引き込まれてしまう。ラスト近くのどんでん返しもお約束だけれど、意外な犯人も成功してると思う。登場人物たちも魅力的で、読み応えのある本。
コメント[0]
TB[]
2004
04,29
00:48
風の海 迷宮の岸 <十二国記> 小野不由美
CATEGORY[BOOKs]
蓬莱に生まれ、10年をヒトとして愛されずに過ごした泰麒。蓬山に戻り、初めて慈しまれる場所を得たが、そのあまりに大きな使命は彼にとって過酷すぎた。
愛された実感を持たずに育った子供は、自分に自信を持てないと言うけれど、泰麒は自分がヒトではなかったことをすんなり受け入れたのに、麒麟という神獣であることに確信が持てなかった。与えられる愛情に応えようと努力しても、きっと失望させるに決まっているといつも思ってた。ついに、麒麟としての最大の使命、王を選んで仕える時が来たが、未だに「天啓」は訪れず。恐れつつ、魅かれてやまない驍宗、彼と離れがたいために泰麒がとった行動は…。
なんだか、他人とは思えない泰麒…。いつもおどおどして、謝ってばかりの彼は、アニメの時から見るに忍びなかった。こんなに気になるのはきっと、愛されない子供とかに関係なく、誰でも自分に自信をなくし、先に進む勇気を持てない時があるからなんだと思う。誰の心の中にも、泰麒がいるんだ。そして泰麒と同じように、自分を信じて能力を解放した時、本来の自分を取り戻せたらいいね。
読後感が最高!そして、早く続きが読みたくなる。
コメント[0]
TB[]
2004
04,25
00:46
月の影 影の海 <十二国記> 小野不由美
CATEGORY[BOOKs]
NHKのアニメ、十二国記の原作。シリーズでかなりの数が出ていると聞いて、気になっていながらなかなか手が出なかったもの。アニメはとびとびに見ていたので、つながりの理解できないところがあったが、これでようやくすとんと落ちた(笑)。特に、名前の音が難しく、初めこそ画面に表示されるが漢字がわからないと理解しずらいので、アニメよりはやはり小説にむいているかも知れない。
十二国と呼ばれる異界につれて来られた高校生陽子は、守ってくれる者もなく、勝手のわからない国で妖魔や役人に追われながらも、もとの世界に帰るため、生き延びるために成長していく。人を疑うこと、そして信じることを知り、今まで気づかなかった自分自身の真の姿を見つめる。そして…。
アニメの陽子は、実は好きになれなかった。感情移入できないので、あまり真剣に見る気になれなかったかも。でも今回原作を読んで見て、陽子の感情の動きが理解できたし、無理もない、もっともだとも思えた。裏切られれば傷つくし、人を信頼するのに臆病になる。誰しも自分の負の感情を直視したくないものだから、青猿の言葉に動揺しつつ、そこから立ち直れた陽子は十分立派だったと思う。アニメの初期で陽子が好きになれなかったのは、同族嫌悪だったりして(爆)。
そして、アニメの完成度の高さも初めて知った。この原作をあのアニメに表現したのなら、かなりのものだと思う。一部設定の違うところもあるけど、原作が先の人も、そう失望しないのではないかな?
登場人物たちも、魅力というか、その過去の物語の気になる人たちばかりだ。シリーズの他の本に手を出してしまう日も近いだろう(笑)。
唯一気に入らないことは、このお話の設定だ。異世界にとばされてそこでさまざまな冒険をするってのはファンタジーにありがちだし、そこでは大抵望まれる使命もあり、受け入れてくれる人々に会える。そして考える、もとの世界に居場所がなかったのは、あんなに寂しい思いをしたのは、もともとこちらに属する人間だったからなのだ、と。…そこに逃避の願望を感じるので、どうも好きになれない。これはネシャン・サーガでもレイアースでも僕の地球を守ってでも同じだけどね。だって、人は誰でも寂しいんだもの。一生かかって自分の居場所を作るものだものね。異世界にいけないからって屋上から飛び出す者はいないだろうけどさ…。これも、同族嫌悪?(笑)
とりあえず、陽子の活躍を見守ろうと思います。
コメント[0]
TB[]
<<
前のページ
|
HOME
|
次のページ
>>
忍者ブログ
[PR]