ダイエット
つれづれなるつぶやき。
日々、心を動かされたことども。大切であるからこそ語りたい。つまりはそれが愛なんだ。
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2004
10,20
00:37
殺したのは私 メアリ・H・クラーク
CATEGORY[BOOKs]
全く記憶にない夫殺しの罪で5年半の服役を余儀なくされたモリー。ようやく我が家へ戻った彼女は、高校時代の友、リポーターのフランの手を借り真実を探ろうとするが…。
スピーディな展開、狡猾な犯罪者、ごく間近に示されていながらなかなか主人公たちの手が届かない重要な証拠。背景はお決まりの優雅な上流の生活、主人公は颯爽と活躍するキャリアウーマン。それがいつものクラークのスタイルだったが、これはちょっとだけ今までの話とは違っていた。
主人公の一人は確かにそうだが、実際にモリーの無実を信じて奔走するのは中流の、父を早くに亡くして苦労の末現在の地位を手に入れた女性リポーターのフランだ。この、出自も性格も対照的な二人が双方の視点から物語にふくらみを持たせることで、今までのパターンから脱している。この上流嗜好が少々鼻につくと思ったことが、もしや聞こえたろうか(笑)。
ER等の医学ドラマでおなじみのHMO(健康保険維持機構=民間医療保険のひとつ)の存在や、医療を効率や採算の視点のみから見ることの恐ろしさが描かれているところが興味深かった。日本もこれを導入しようとか言う話があったしね。加入している保険の経営側が、患者の受けられる医療内容を判断するとしたら、果たして本当に必要な医療が受けられるかどうか心配で、病院にかかるのが怖くなってしまう。
そんなこと考えながら読んでいたせいか、真犯人に気づくのはかなり終盤になってからだった。
いつもながら後味は悪くなく、これはいつも通りのクラークのお約束としては最高だ。
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2004
10,09
00:33
Isola―十三番目の人格 貴志 祐介
CATEGORY[BOOKs]
阪神淡路大震災直後の被災地で、ボランティアとして心のケアにあたっていた由香里は、実は強い感情を読み取れるエンパス。彼女が出会った少女・千尋の中に潜んでいたものは…
千尋は常に自分を脅かす外界から自分を守るため、いくつもの人格を持っていた。しかし、その13番目の人格は、全く異質の、『悪魔の人格』だった。その名はISOLA。「雨月物語」に登場する怨霊のように。
その正体を突き止めた由香里は、愛するひとと千尋を守るため、自らの能力を武器に闘いを挑む。
霊体が嫉妬で障害を排除しようとする話は、源氏物語の六条の御息所を思い出す。どちらも聡明な女性で、自分の嫉妬や執着を認め表現することができず、抑圧し続けたためにかえって増大させてしまったのだろうか。
そしてその怪物を作り出したのは、男性の身勝手さ。光源氏にしても、この話の彼にしても、明らかに相手の女性の気持ちを知っていて、気づかないふりを装い利用してきた。魅力的で理知的な男性として描かれてはいるものの。
この作品における女性像。18歳のころから風俗店で働き、心に傷をもつ男性たちを癒してきた、穢れなき処女の女性。ここまで相手を恨み、嫉妬に燃えていながら、最後には相手とともに死ぬことを受け入れる女性。
これはもしや、男性の最大の恐怖であるとともに、憧れなのではあるまいか。
男性から見た都合の良い女性像、理想の女性像、実際につきまとわれたらかなわんけどここまで想われて嫉妬されたら怖くて凄そうな女性像。究極の妄想像?(笑)
それぞれの名前の、漢字そのものが象徴する人格。そうしてやがてたどり着くラスト。
ぞっとするお話でした。いや~~~な感じのつきまとう怖さは、さすが「黒い家」の前作と想えました。
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2004
09,22
00:31
GHOST IN THE SHELL~攻殻機動隊~
CATEGORY[アニメーション]
高度に情報化された未来。サイバーテロに対抗する、非合法な公安9課「攻殻機動隊」の草薙素子は、最も危険なハッカー人形使いを追い詰めるうち、逆に強く惹きつけられてゆく。
完全にサイボーグ化された素子は、自らが"生きている"証明について考え続けていた。他の誰もが、生きる実感を求めているように?外界とのかかわりがすべて入力された情報であるなら、それにより様々な感情を惹起される自分自身の意識とは、自分に対してどう証明されうるだろう。彼女の抱く疑問も、そして後頸部に繋がる入力端子を見ても、マトリックスに繋がれたネオを思い出す。様々なシーンにも、マトリックスに影響を与えたと言われるのももっともだと思わせるものばかり。
全体の雰囲気と言うか、この世界観が、「ブレードランナー」→「攻殻機動」→「マトリックス」と繋がるものを感じさせる。そしてそれが、こんなにも私を挽きつけてやまないのは、想像する未来の姿を示しているからなのか。本の題名ぢゃないけど、『未来の記憶』が刺激されるんだよね。
それにしても、この作品が9年も前に作られていたのだから凄い。難しいことはわからないけど、「ハリウッドを超えた」と言う煽り文句が大げさに聞こえない。
さて、予習がすんだので次はアレだな。( ̄∇ ̄)ニヤッ
やっぱり素子の顔はこれぢゃなくっちゃ!かっこいい大人の女性であって欲しい。TVシリーズはおもしろいけど、キャラクターデザインに文句が言いたい。どうして素子だけあんな、少女マンガじみた顔をしてなきゃならないんだろう?
意識とか、人格(魂)と言ったもの…ここではGhostと呼ばれているけど、それはどこに宿るのだろう?脳細胞の中?神経をめぐる微弱な電流の中にか?その中にしまいこまれた、多くの記憶の中にだろうか。だとしたら、彼の存在はさして不思議ではない。
9年前見た時、素子が自分が自分で無くなるかもしれない危険を含む決断を、あんな短時間で下したことに羨望を抱いた。無理もない、彼女は常に縛られ繋ぎとめられる自分自身を意識して来た。彼女は異質なるものと完全に融合することによって、自分をネットの中に無限に解放したのだから。そして私達もみな、沈む身体をもって海を潜った素子のように、捨てきれない肉体をもったままつかの間の解放を願ってネットの海へダイブしているのだろうから。
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2004
09,22
00:30
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 J.K.ローリング
CATEGORY[BOOKs]
ハリーは苛立っていた、あんな事件のあとも世界は迫りくる危機を認めず、全く変わっていないから。
ハリーには重要なことは何一つ知らされぬまま、ダーズリー家でもホグワーツでも、忍耐ばかりが求められる。
淡い恋の予感と親友たちとの友情も、自分が正当に認められないという抑圧感と、作為的な報道による世間の目の包囲によって曇らされる。一人、また一人とハリーのそばから去っていく信頼できる仲間たち。そして、「名を呼べないあの人」の魔の手が、ハリーたちに迫る…。今回ハリーは2つの敵と闘わねばならず、自分たちの力と友情を試されることになる。このあたりがなかなかスリリングで楽しめた。O.W.Lで苦しまされる様子も、日本で言えばちょうど高校入試の年頃で、にやりとさせられる。
前作に続き、ハリーにはあまりに悲しい別れが待っている。前作から張り巡らされた伏線が、ようやく意味をもって明らかにされ、ナルホド!と思えるのだけど、やはり後味がよくない。次回作は遅れず早く出てほしいものだ。この状態で長く待つのは厳しいから。
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2004
08,25
00:28
彼は花園で夢を見る よしながふみ
CATEGORY[マンガ]
戦で目の前で母を殺されたファルハットは、旅の楽師サウドに拾われ遠い西の国へとやってきた。美しい花園のある屋敷を訪れた彼らがであったのは…。
心ならずも愛するものを手にかけ、密かに自らを責め続けていたサウド。サウドを兄と慕い、自分の悲惨な運命を呪うことのなかったファルハット。2度激しい恋をしながら、運命のいたずらでその両方を失ってしまった男爵。彼はその許しを請うかのように周りの人々を深く愛するが、彼らは突然去っていく。亡き妻の残した花園の中で、彼はまた愛するものが去っていくことに怯えながら、孤独をかみしめていた。
失っても臆することなく、新しく出会う相手を素直に愛し、それを口に出せるサウドと、その素直さを羨みながらも、決して失うことに慣れることができず、誰かに愛情をそそぐこともそれを表現することにも臆病な男爵と。
ここに登場する人たちは、ひとの心の残酷な面をその眼で見てしまっていながら、あくまで穏やかで、許し、愛そうとしている。ひとは誰しも、独りきりでは生きられないから。誰もが心の中に、男爵のような孤独の闇と痛みを抱えているのかもしれない。
これは、それを暖かい眼差しで包み込むような、癒しの物語。
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